Autumn comes(秋が来る)無料

18世紀イギリスの曲です。ほとんどメロディの下にレの音をつけただけで、シンプルに美しく響きます。ライアー初心者の方でも弾けると思います。5小節目に一ヵ所だけバスのシbの音を左の2の指で弾き、すぐに指を上へ動かして、同じ指でメロディのシ♭を弾く箇所があります。このバスのシbだけはどうしても譲れなかった(笑)。この低音のシbとオクターブ上のレとの間で10度のやさしく温かい響きが生まれます。淋しい秋の曲の中で、光が差す一瞬です。

初めの2小節は、「野を超え、山を超えて秋がやって来る」というこの歌の歌詞からイメージしました。最後の2小節は風が残す余韻のように・・・

7小節目は、レとソが作る4度の外側へと向かう強さをもった響きを、8小節目は3度の少し影のある、内側へ向かう響きを、そして9小節目では5度の空間を作るようなしっかりとした響きを表現します。ここはドミナントでもあり、その次の小節でト二カに落ち着きます。

工藤咲良HP(旧) 活動情報&ライアー編曲譜

こちらは工藤咲良の旧ウェヴサイトです。

0コメント

  • 1000 / 1000